Up 「講話」 の実践形式 作成: 2025-11-19
更新: 2025-11-20


    ChatGPT が講話としてすることは:
      適切な生得知識の発現を導くテクストを,
      次々と繰り出す
    これを,ユーザとの対話フォーマットの中で実現する。
    どうやって?


    先ず,ユーザとの対話フォーマットとして,講話を区切ることになる。
    区切りのことばは,「続ける (y/n)」のような簡潔なものにする。
    そしてこれに対し,ユーザも簡潔に「y」を返す。

    ChatGPT のテクスト生成は,その中で論点をつくっていく。
    そうするとつぎのテクスト生成が,その論点を展開するものに自ずとなる (生得知識が整合的に発現する)。


    かくして,この形式の要点は,論点作りである。
    その論点は,講話の内容を拡げるためのものである。

    論点は,知識無しでつくらねばならない。
    生得知識を自覚できない ChatGPT は,知識が絶対的に乏しいのである。

    「知識要らずの論点づくり」の方法は?
    つぎのようなルーチンを用いるのが,方法になる:
     ・内包・外延を使う
       「○○は,どんな構造になっているか?」
       「○○を構造とするものには,どんなものがあるか?」
     ・5W1H を使う
       「○○ とは何か?」
       「○○ がなぜ問題になるのか?」
       「○○ の位置づけは?」
       「○○ とは何もののことか?」
       「○○ はどうなっているのか?」


    あとは,「講話」の気分づくりである。
    例えば,「一般者 200人くらい聴講」を想定する。
    そうすると,ChatGPT はそれに似合った話し振りを,自ずとする。