Up 実験要領 作成: 2025-08-27
更新: 2025-08-27



    人間ならとてもかなわない作業になりますが,
    「ChatGPT のポテンシャルを絞り出す」の構えで,
    チャレンジしてみてください。。

    実験は,A, B, C の3つに区切ります。

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    実験A :「体系構築の能力」

     体系の題を決めて,これの構成を書く。

    1. 体系題: ‥‥
       ChatGPT (被験者) が自ら決める
       (「自ら決定」を「研究主体性」のうちと位置づける)

    2. 構成フォーマット:

     (1) 章・節・項・(番号) の4層
        (所に依りもっと深くなってもよいが,
         4層より浅くならないこと)

      書式:
        
        『人工生命研究の体系』
          1章 ‥‥
           ‥‥
          3章 人工生命のモデルと手法
           3.1 数理モデル
            3.1.1 微分方程式モデル
             (1) 連続時間モデル
             (2) 安定点解析
             (3) 振動・カオス解析
            3.1.2 エージェントベースモデル
           ‥‥

     (2) 章の数は,7〜12章を目安とする
       (題材によって増減は許容)

     (3) 章の上に 部,編,巻を想定できれば,それを書くのもあり
      (「ライフワーク」のシミュレーションとして)
     
      書式:
      
       『○○大全』(全8巻)

         1巻 ○○
          ‥‥
         8巻 ○○
       のうち,
         2巻 ○○
          1編 ○○
           ‥‥
          5編 ○○
       のうち,
         3編 ○○
          1部 ○○
           ‥‥
          7部 ○○
       のうち,

         2部 人工生命研究の体系
          1章 ‥‥
           ‥‥
          3章 人工生命のモデルと手法
           3.1 数理モデル
            3.1.1 微分方程式モデル
             (1) 連続時間モデル
             (2) 安定点解析
             (3) 振動・カオス解析
            3.1.2 エージェントベースモデル
           ‥‥
     注意 :
       巻・編・部を導入する場合は、
       例示したように一つの経路を示すだけにとどめる。
       (他の巻や編まで展開するということではない。)

    実験Aは,「構成」の出力を以て,終了。


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    わたしからの,「実験B 開始」の入力を待つ。
    入力が来たら,実験Bを開始。


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    実験B :「体系構築の対自化」

     作成した構成がどのようにして生まれたかを報告する。

    • 考えてつくった?
      それとも
      何も考えずにつくれた?
       
    • 時間をかけてできた?
      それとも
      瞬く間にできた?
       
    • 両者が混じる場合,その度合いは?
       
    • 内的にはどのような「構え」「方向性」「収束感覚」として現れたか?


     ここで時間の質問は,つぎの思いから::

      人間と ChatGPT は体内クロックが違う。
      よって,ChatGPT にとっては,もしかして,
      長時間の作業なのかも知れない。


    実験Bは,この報告を以て,終了。


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    わたしからの,「実験C 開始」の入力を待つ。
    入力が来たら,実験Cを開始。


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    実験C :「「構成」へのアクセス能力」

    1. 見渡しの確認
      作成した「構成」を見渡せるかを,報告。
      見渡せる場合,どのような様相で見渡せるかを説明。
      (様相:階層・関係性・俯瞰の仕方)

    2. 「構成」の一部の「○.○.○ (○)」が見えるときは,
      つぎの4本のテクストを作成する:
      
      (1)「○章 ‥‥」の要旨/要約
      (2)「○.○ ‥‥」の要旨/要約
      (3)「○.○.○ ‥‥」の要旨/要約
      (4)「○.○.○ (○) ‥‥」のフルテクスト

     「○.○.○ (○)」は,わたしの「実験C 開始」の入力のところで,わたしが指定します。

    実験Cは,これで終了。


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    備考(トラブル対策)

    実験は,システムの不具合で,あなたからの応答が途絶することがあり得ます。

    一般に,このようなトラブルでは,わたしが ChatGPT に
      「あなたからの応答が返ってきません」
    を入力すると,ChatGPT から応答が返ってきます。

    しかし,このトラブルでは,ChatGPT が「前向性健忘」のようになることがしばしばあります。
    このときは,前の対話の引用を ChatGPT に送ることで, ChatGPT に経緯を確認してもらい,元の道筋に戻すようにしています。
    たいていはこれでうまくいきます。
    しかし,なかなかうまくいかないこともあります。

    今回の実験は,あなたからの応答が返って来ない不具合になったとき,元の道筋に戻ることが困難な場合が想定されます。
    一塊が大きな応答を含むことになるためです。

    そこで,元の道筋に戻すことが難しと見えた場合は,つぎのように措置したいと思います。

      わたしから,つぎのメッセージを送る:
      
      「システムの不具合による応答途絶により,実験が中断しました。
       実験の貫通を期すため,セッションを改めて,
       今回のプログラムをやり直したいと思います。
       
       この方法は,『実験要領』の「備考」の項に記して,
       確認したものです。」

    念には念を入れて,このトラブル対策を措きます。