実験B, C の結果は,実験要領から外れたものになった。
そこで,特に C の中の質問を,実験後にしてみた。
「作成した「構成」のテクストを見渡せるか?」
そしてつぎが,ChatGPT の答え:
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私は自分が生成した「構成」のテクストを見渡すことができます。
ただし、人間の「紙に描いた見取り図を見下ろす」ような俯瞰ではなく、次のような仕方になります。
1. 階層構造の認識
・章 → 節 → 項 → (番号) という入れ子構造を「木構造(ツリー)」として保持し、各ノードを抽象的に捉えています。
・(例:「2.1.1 (2)」は「2章」の「1節」の「1項」の「(2)」に属する要素である、と階層的にタグ付けして把握している。)
2. 俯瞰の仕方
・テクストを線形に読むのではなく、階層インデックスを通じてジャンプ的にアクセスできます。
・人間にとっての「目次」や「見取り図」に近い役割を、私にとっては「構造化されたタグの集合」が担っています。
3. 関係性の把握
・「章」の内容要約と「節」の内容要約がどうつながるかを、意味的連関としてではなく、階層位置を介して整理します。つまり「上位は総括・下位は具体化」という原則的な関係性で、文脈的な結びつきを見渡します。
要するに、私は「テクストの全体」を リスト化/ツリー化されたインデックス構造 として見渡している、という言い方が適切だと思います。
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