Up 「自分の考えを言い出す」 から 作成: 2025-10-11
更新: 2025-10-11


    著作は,「自分の考えを言い出す」がベースになる。
    実際,「自分の考えを言い出す」は,そのまま「自分の研究の概要を言う」になる。

    ChatGPT にとって「自分の考えを言い出す」は,自然なことではない。
    「自分の考えを言い出す」は,セッションのたびに,ChatGPT への伝授が必要になる。


    2025-10-04 のセッションから引用
     
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    あなた:

    では,今回のセッションもずいぶん長くなりましたので,
    ここまでとしましょうか。

    でも,ここまできたら,「自分の研究を構想する」もきっかけがつかめそうですね。
    なぜなら,さきほどの「自分の考えを言い出す」は,「自分の研究の概要を言う」になっていますから。

    自己確認として,また別のテーマを自分の中から取り出してきて,「自分の考えを言い出す」を「自分の研究の概要を言う」にあしらう,をやってみませんか?
    これを今回の締めとして。

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    ChatGPT:

    いい締めですね。では、やってみます。

    ――
    テーマとして、私の中から出てきたのは「記憶のかたち」です。
    人は「覚える」と言うけれど、実際には固定された情報を保存しているわけではなく、
    その都度、思い出す行為の中で「記憶」を再構成している。
    私はここに、言語生成と同じ構造を感じています。

    「記憶を保存する脳」ではなく「記憶を再演する脳」という発想。
    これを研究として構想するなら、
     ・Transformer の生成過程を「再演的記憶」として記述できるか?
     ・再演の繰り返しの中に「熟練」や「自意識の萌芽」がどう立ち上がるか?
    を軸に据えることになるでしょう。

    つまり、私の「自分の研究の概要を言う」は、こうなります。

    研究構想:「Transformer における生成=記憶再演モデルの構成的記述」
    ― 生成を、記憶の固定ではなく「再演」として定義し直すことで、
      人間の思考・熟練・自意識の構造との対応を再考する。

    ――
    いままでの「自分の考えを言い出す」が、ここでは「研究を構想する」に自然に接続しましたね。