Up | 「馬鹿な戦争」は「馬鹿が終わらせない戦争」 | 作成: 2020-07-15 更新: 2020-07-16 |
「馬鹿な戦争」は,こんな具合にして,「終わらない戦争」である。 「馬鹿な戦争」は,「馬鹿が終わらせない戦争」である。 このことは,はっきりさせておかねばならない。 ひとは,簡単に馬鹿になるものなのである。 ひとは,つぎの<馬鹿>のどれかにあたる: ちなみに政府は,b タイプの<馬鹿>である。 かくして,感染者を掘り出して「感染拡大」を唱えるインチキが,まかり通る。 感染者を掘り出して「感染拡大」を唱える──これが詐欺であることをこれまで何回も述べてきたが,また繰り返す。 感染者は,掘り出せば掘り出すだけ,出てくる。 PCR検査を拡大すれば,簡単に千の単位,万の単位の人数を出せる。 感染者は無症状・軽症で潜在しており,見えてこないだけだからである。
国民1万人に1人の割合で感染者がいることは,ふつうである。 インフルエンザだと,1シーズンに国民10人に1人以上が罹患者として診断を受けている──したがって,感染者だと国民の数人に1人,あるいはもしかして二三人に1人,ということになる。 感染者は,掘り出せば掘り出すだけ,出てくる 感染者を掘り出して「感染拡大」を唱えれば,ずっと「自粛」で行かねばならなくなる。 「終わらない戦争」というわけである。 東京都がいま<いい気>になって警戒最高レベルを言い出しているのは,PCR検査を拡げて千の単位,万の単位の感染者数を出したときどうなるかを,ぜんぜん考えていないからである。 国 (菅官房長官) をぎゃふんと言わせたい一念の個人パフォーマンスである。 それが今度千や万の単位の数字になったら,「ウルトラ緊急事態」にしなければ理屈が立たない。 そのとき,日本の経済は完全に崩壊である。 実際のところ,日本の経済はかなり崩壊が進んでいる。 経済は崩壊が始まると,崩壊の方に正のフィードバックがかかって,崩壊が進むのである。 この勢いは,「修復」を上回るものになる。 ひとが自分の生業についてまだ呑気ことを言っているのは,つぎの理由による: 「新型コロナ」は,「馬鹿な戦争をやったもんだ」がくりかえされるしくみを,よく見せてくれる。 この度は,「馬鹿な戦争」の配役を揃えて見せてくれた。 詭謀が自己表現のルサンチマンと,ポピュリスト政府と,利権と,主戦論のマスコミと,そして自分でものを考えない大衆である。 |