Up 「セマンティクス」「プラグマティズム」 作成: 2011-09-13
更新: 2011-09-13


    文法に順って,無意味な語・文をつくることができる。
    例えば,「白い黒」「あさっては白い」。
    日常語の用法は,文法のみによっては説明されないわけである。

    そこで,日常語の用法を説明できるために,文法にプラスして,無意味な語・文をつくらせない<法>の存在を考えたくなる。 この<法>が,「セマンティクス」である。

    この「セマンティクス」の考え方に対し,「プラグマティズム」の考え方がある。
    これはつぎのように考える:
      <法>に順って無意味な語・文をつくらないのではない。
       単につくらないのだ。

    さて,数学は一つの言語である。 数学に対しては,「セマンティクス」「プラグマティズム」はどのように考えるものになるか?