Up 反復 作成: 2014-11-26
更新: 2014-12-08


    修行は,体裁ではない。
    修行は,カラダづくりである。
    カラダづくりは,地味で地道なプロセスである。

    カラダづくりの方法は,「カラダづくりの要素・胆(きも)」を思い定め,それを身につけていくことである。
    身につける方法は,<反復>が基本である。

    カラダづくりはカラダの傾性づくりであるが,傾性は<反復>でつくられる。
    カラダは,反復されるものを大事とみなし,それに応ずるカラダに自ら変容する。
    修行は,カラダを信じることが,おおもとである。
    カラダを信じて,これは大事と思うものを<反復>する。

    カラダは不自由だが,賢い。
    <反復>の量に応えてくれる。
    10年,20年と同じことをやっていれば,カラダは職人的技能を現してくる。

      但し,<道>の修行のゴールは職人的技能ではない。
      職人的技能は,修行が方便として立てる道標である。
      <道>の修行のゴールは,これを抜けた先にある。