Up | English 求和の一般公式  


      数の和は 倍の和として定められます。そこで分数の場合,つぎのようになります ( 倍は,長方形のヨコの長さに関する倍):




      この関係が成り立つようにするには,分数の和をどのように定めたらよいでしょう?
      そこで実際に「2/3 + 5/4」が表す分数を求めてみます。

      1. 「 2/3 + 5/4」が表す分数「?/?」を求めるとは,どういうことか?



      2. それは,つぎのような量vを求めること:



      3. 分数 2/3,5/4 の意味により,つぎのような量 a1, b1 がとれる:



      4. 1 とb1 を共約する量としてvが求まればよい。
        ──a1 の3 倍とb1 の4 倍が同じであることが,vを求めるヒント:



      5. 4倍してa1 になる量と3倍してb1 になる量は,同じ。
        これが,a1 とb1 を共約する量vになる。



      6. aはvの 4×2倍,bはvの3×5倍。よって,a+bはvの ( 4×2+3×5) 倍。 また,uはvの3×4倍。



      7. これで,分数「?/?」が求まった:


        そしてこの例から類推して,求和の公式がつぎのようになることがわかります:





      通分

      量vは,「a1, b1 に共通の分割を求める」という方針で求めています。
      vを得て,このvから 比 2/3 : u→a,5/4 : u→b を見るとき,2つの比はそれぞれ ( 4×2)/( 4×3), ( 3×5)/( 3×4) になっています。
      特に,(2/3) + (5/4) は,( 4×2)/( 4×3) + ( 3×5)/( 3×4) になります。



      これは何を意味しているでしょう?
      「a1, b1 に共通の分割を求める」は,「分数 2/3,5/4 を通分する」に対応するということです。
      つまり,つぎの形をつくっているわけです:



      この形の和の場合,求和公式はつぎのようになります:




      以下が,この求和公式の理由です:





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