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要 旨
作成: 2012-03-04
更新: 2012-03-18
ここまで,「
数直線でかけ算
」が内包する数学と非数学を押さえてきた。 そしてこの内容が,「数直線でかけ算」の非明証性の説明になる。
すなわち,数学の過剰がある一方で数学の非在があるというのが,非明証性の構造である。
ここで数学の過剰をつくっているものは,<数は量の比>を択らないとする立場である。
数学の非在をつくっているものは,<数は量の抽象>の立場である。