Up マスコミの終焉 作成: 2024-11-19
更新: 2024-11-19


      NHK Web, 2024-11-18
    兵庫県知事選 出直し選挙で斎藤氏が再選
    “SNSが原動力に”
    17日に投票が行われた兵庫県知事選挙は、出直し選挙に臨んだ前知事の斎藤元彦氏が再選を果たしました。
    斎藤氏はパワハラの疑いなどで告発された問題で県議会から不信任を議決され、失職しましたが、今回、再選への原動力になったとも言われているのが、SNSでの発信です。 ‥‥‥
    NHKの出口調査で、投票する際に何を最も参考にしたか聞いたところ「SNSや動画サイト」が30%と、テレビや新聞よりも多くなり、このうちの70%以上が斎藤氏に投票したと答えています。 ‥‥‥


    マスコミの報道は,100%悪・100%善 を発信する形をとる。
    自分を買ってもらう方法を「大衆を煽る」にし,煽る方法を「出来事を善悪の話にする」にしているからである。

    この方法は,マス発信を独占できた時代は,うまくいった。
    しかし,インターネットの時代になって,この独占が崩れた。

    こうなると,マスコミの 100%悪・100%善 は,ひとの疑うところとなる。
    マスコミや兵庫県議会で 100%悪 だった人物が当選し, 「マスコミや兵庫県議会の 100%悪 は何だったんだ」という話になる。


    インターネットの時代は,「サブカルチャー」と呼ばれてきたものが大きくなり,カルチャーにメインとサブの区分が立たなくなる。
    マスコミはメインを張ってきた。
    よって,自ずと凋落する。

    しかしマスコミは,相変わらずメインを張っているつもりでいる。
    自分に都合のよい言説ばかりを引いて,存命をはかる。
    こうして,劣化を曝す一途になる。

    ひとはそんなマスコミに,逆張りを入れていく。
    マスコミがああ言ってるから,その逆に本当があるんだろう」式に,マスコミが,使われるようになる。
    こうしてマスコミの 100%悪 が当選と相成るわけである。