Up 「全面実施」プロジェクトの端緒と顛末 作成: 2009-12-29
更新: 2010-02-28


    「往還型カリキュラム」プロジェクトの経緯・経過と実態,そしてこれがこのまま進行したときの結果を,要約して以下に示す。

  • 経緯・経過
    1. 「往還型カリキュラム」で概算要求。
      これが通る。

    2. 「往還型カリキュラムをやれ」がトップダウン

    3. 「往還型カリキュラムをやる」は,「往還型カリキュラムの形づくりをする」に収まる。

    4. 「往還型カリキュラムの形づくり」は,「これまでの科目構成の変更」に収まる。
        概算要求で得てしまったお金のために科目構成を変更するという,本末転倒。

    5. 「これまでの科目構成の変更」の内容:
      • つみき作業
        • 科目固定
        • 表面的理由付け
      • 科目固定の不具合への措置
        • 2年を埋めようとすれば,あふれてしまう科目が出てくる。
          これを3年に。
        • 表面的措置

  • 実態
    • 変更になった科目構成が「往還型カリキュラム」として機能することになるとは,だれも思っていない。
    • 自分から係わっていこうとは,だれも思っていない。

  • 結果
    • 奇体で不具合な科目構成が残り,これが以後しばらく続く。