Up 「プロトコル評価」を発想する文化圏 作成: 2009-06-24
更新: 2009-12-29


    「プロトコル評価」の発信源は,一つの特殊な文化圏である。
    その文化は,表象主義の文化である。 科学を表象主義で行っている文化である。
    ちなみに,日本の大学人が,ずっとコンプレックスを持ち続けているところの文化である。

    表象主義は,複雑系が相手になるとき,限界を曝す。
    教育は,複雑系である。 表象主義の教育科学は喧しいが,教育に貢献しない。
    さらに,表象主義には夜郎自大の傾向があり,教育を自分の実験場にしてしまう。 実験場にされて,教育はおかしくなる。

    「プロトコル評価」を課題にする動きに際しては,この文化に先ず思いを致すことが肝要である。